ボタニカルなキャンドルとリースで演出する、大人の樂園クリスマス対談<後編>
2017.12.11
PEOPLE色とりどりの花や植物、ドライフルーツなどを使ったボタニカルキャンドルを作り出すキャンドル作家、飯星りんかさん。ブーゲンビリアをメインに、ユーカリや羽、天然石を組み合わせたオーナメントを作り出すリースメイカー、森井裕子さん。プライベートでもお友達というお二人に、作品づくりのきっかけや沖縄の花の魅力、コーディネートの秘訣まで、美味しいコーヒーを飲みながらたっぷりおしゃべりしていただきました。樂園CHRISTMAS特別企画インタビュー<後編>をお届けします。
【いつものテーブルを特別にする、空間づくりのアイデア】
−前編ではおふたりの作品について、いろいろ聞かせていただきましたが、後編は樂園クリスマスについて、おしゃべりしていきたいと思います。クリスマスのような特別なテーブルセッティングの時には、ご自分の作品をどんなふうに飾っていらっしゃいますか?
りんか 食卓にいくつかキャンドルを並べるんですが、やっぱりキャンドルだけだと何個灯したところで暗いので、照明を少し落とした状態プラスキャンドルにするとちょうどいいと思います。お酒を飲むときとかだったら、キャンドルだけでも雰囲気が出ていいかもしれないですけどね。
裕子 そうだよね、子どももいるしね。
りんか 見えない〜!って文句いわれます(笑)
でもキャンドルを並べるだけで特別感が出るので、おすすめですよ。火を灯したときにロウが垂れてくる心配がある形のキャンドルなら、受け皿かキャンドルホルダーを用意しておくといいですね。大きいキャンドルで使い始めのうちであれば、熱が伝わりにくいのでそのまま置いてしまっても大丈夫です。
裕子 私の場合は、食事をするテーブルの真上にペンダントライトみたいな感じでリースを吊るしたりしますね。テーブルの上なら頭があたったりしないので、けっこう低い位置まで下げて。それからテーブルの端にはいつもお花とかキャンドルとかを置いてるんですけど、クリスマスシーズンにはリースも置いたりします。
クリスマスツリーを飾る方は、斜め上あたりにリースを吊るすとちょっと物語のある空間が出来るのでおすすめです。あとはコーナーにかけても壁に影が写ってニュアンスが出るし、軽いのでお部屋の中をあちこち移動させてみて、変化を楽しんでもらえたら嬉しいですね。
リースって、丸い形をしていますよね。切れ目のない円に “途切れない幸せや平和”という願いを込めながら、ひとつひとつ作っているので、それも感じてもらえればと。
−テーブル全体を完璧にコーディネートするのはなかなか難しいと思うのですが、不器用な人でもワンポイント取り入れるだけで特別感の出るアイデアはありますか?
りんか もうまさに、リースとキャンドル!
裕子 だよね!
りんか この2つがあるだけで、ぜんっぜん変わります。
裕子 変わる変わる。それに置くだけ・吊るすだけなので、すごく楽だと思います。テーブルにはキャンドルの炎の揺らめきがあって、お話しながらちょっと目線を斜め上に向けるとリースが揺らめいて。
りんか リースをテーブルに置いて、その真ん中にキャンドルを立ててみても素敵だと思います。いろいろなアレンジに挑戦してほしいですね。
【ショッピングからはじまる、樂園クリスマス】
−素敵なアイデアをたくさん、ありがとうございます。最後に、沖縄だからこそできるクリスマスの過ごし方、樂園クリスマスの提案があれば教えていただけますか?
裕子 最近、アウトドア好きなお友だちが、海辺でコーヒーを入れてくれたりするんですね。沖縄はやっぱり海がとてもきれいなので、淹れたてのコーヒー片手に海辺で過ごすクリスマスというのもいいなあ、と思います。
りんか 私は以前、北部に住んでいたんですけど、リゾートホテルがたくさんあるので、ちょっと贅沢にホテルディナーを楽しんだり、イルミネーションを見に行ったりしていましたね。
裕子 あとはやっぱり…、デパートリウボウさんでお買い物だよね!(笑)
りんか そうだね!
裕子 沖縄って首都圏にあるようなクリスマスのスポットが少ないので、クリスマスの雰囲気を楽しみたいときは、リウボウさんに行きます。クリスマスディナーの材料と、テーブルコーディネートのグッズを揃えて。
りんか お買い物も含めてのクリスマス、みたいなところあるよね。
裕子 そうそう、女子はそうだよね。そこからもう、テンションがあがっちゃう。
りんか プレゼントも考えなきゃだしね。
裕子 そうだ、そろそろ子どもと一緒にサンタさんへのお手紙を書かなきゃな。
《撮影協力》
ZHYVAGO COFFEE WORKS OKINAWA(ジバゴ・コーヒーワークス・オキナワ)
VONGO & ANCHOR(ボンゴ・アンド・アンカー)