【よみもの】しっとりとした艶を身につける、モダンな漆塗りのアクセサリー | 樂園百貨店

しっとりとした艶を身につける、モダンな漆塗りのアクセサリー

2018.08.10

GOODS

沖縄の伝統工芸のひとつである「琉球漆器」。それを器だけではなく日常生活でも気軽に楽しめるようにと老舗漆器店が立ち上げたのが、アクセサリーブランド「Nui Mun(ぬいむん)」です。シンプルモダンなデザインに、漆ならではの深い色合いとしっとりとした質感で、季節や年令を問わず活躍してくれそうです。

コーディネートの差し色として、上品な華やかさをプラス

どこまでも深く、しっとりとした艷と質感が魅力の「Nui Mun(ぬいむん)」の漆のアクセサリー。多面体にカットされたデザインは、動くたびにきらきらと光を反射して、シンプルながらも存在感がたっぷり。漆のイメージとして代表的な朱色をはじめ、青、黒などの落ち着いたモダンなカラーリングで、カジュアルでもフォーマルでも、コーディネートをぐっと引き締める差し色として活躍してくれます。

驚くほど軽やかなつけ心地で、季節を問わずつけられるのも嬉しいポイント。
たとえば夏場なら、白い洗いざらしのシャツから見える素肌にネックレスをさらりとつけて。それだけできちんと感が出て、いつものスタイルに洗練された雰囲気をプラスしてくれます。肌に当たる部分はシルクコードでできているので、金属アレルギーの方でも安心。袖をロールアップしてお揃いの色のバングルをつけても素敵です。

冬場なら、濃色のハイネックの上からビビッドな色合いのネックレスを重ねて。髪の毛をすっきりまとめて耳元にピアスをつければ、重たくなりがちな冬のコーディネートをシックで華やかに見せてくれます。

かわいらしい花模様の水引があしらわれたオリジナル化粧箱入りなので、自分へのご褒美はもちろん、大切な方への贈り物としても喜ばれます。

漆の新しいカタチ、Ryukyu urushi × Jewelry

14〜15世紀中頃に中国から伝わったとされている琉球漆器。高温多湿な沖縄の気候は漆器づくりに適しており、祭祀や儀式に使うハレの日の器として、人々の暮らしのなかで脈々と息づいてきました。
しかし、同じく伝統工芸品であるやちむん(焼き物)や琉球ガラスなどと比べ、高級品ということもあり敷居が高く、時代とともに生産数が減少傾向にあります。そんな漆を現代人のライフスタイルに合わせ、バングルやネックレスなどのアクセサリーに仕立てたのが、創業120年以上の老舗「角萬漆器(かくまんしっき)」のオリジナルブランド「Nui Mun(ぬいむん)」です。

「Nui Mun」とは、沖縄の言葉で「塗もの」「漆を塗る人」のこと。老舗漆器店として「漆」という素材や、「堆錦(ついきん)」などの伝統的な技法をしっかりと受け継ぎながら、日常生活で楽しめるアクセサリーに仕立てることで、幾重にも塗り重ねられた悠久の美しさを未来へと伝えています。

Nui Mun|ぬいむん

創業120年の老舗、角萬漆器が2015年に立ち上げたアクセサリーブランド。塗りを原点に、琉球王朝時代から伝わる漆芸技法や素材を使用しながら、 現代のライフスタイルにあわせた古くて新しいカタチを表現していきます。